①　3日以内に発熱があり、咽頭痛あるいは咳、全身倦怠感あるいは頭痛がある方は発熱外来の対象です。必ず事前に電話連絡してください。直接来院された方は、一旦家にお帰りいただきます。院内感染防止のためです。これは、大阪府が府民の皆様に公表し、周知されていることですので、お守りください。

②　耳が聞こえにくい、耳がつまった感じがする、耳鳴りがする、めまいがする、などの症状がある場合は聴力検査が必要になる場合があります。検査に時間がかかるため、診察終了の１５分前までに来院してください。

③　診療可能な受付人数を超えた場合は、受付を終了する場合があります。ご理解お願いいたします。

④　最近、新型コロナ罹患され、5日間の待期期間中にもかかわらず、電話連絡さえもせず当院の受付に直接来院し、問診票にコロナ罹患中と記載され、初めてコロナ罹患者とわかるケースがありました。国の指針では、新型コロナ罹患中は発症から5日間は外出せず自宅待機が必要とされています。当院を受診されるほかの患者さんへの感染を引き起こす可能性があるため、このようなことをなさった場合は、即刻自宅へ戻っていただきます。新型コロナ罹患中の患者さんは、発熱患者と同じ扱いになります（①参照）。自宅待機期間を守るという義務を果たしてください。当たり前のことです。

　自宅療養待機中に、難聴を生じた場合、仮に突発性難聴だとしても、発症から1週間以内（コロナ待機は5日なので）に治療を開始すれば、大きな差なありません。発症から1週間以内の突発性難聴の治癒率は50～60％とされています。聴力検査室は密閉空間で、小さい音を聞くという検査の関係上空調設備を備えることはできません。万一コロナ罹患中の患者さんの聴力検査してしまうと、その後、数日間聴力検査を行うことができなくなってしまいます。そんなことは知らない、のではなく、診療所の院長の方針を守ってください。

　なお、スタッフに対して暴言や威喝などがあった場合には、カスハラがあったとして関係機関へ通報することもありますことを申し添えます。